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2016年10月 3日 (月)

耐パンクタイヤはパンクしやすい?

ご覧いただきありがとうございます。

スポーク日吉店です。

最近よく見かける「パンクに強い!」とPOPの付いたマユツバ的商品。

ホントかよ・・・

と思いつつも、とても気になるキャッチフレーズ。

Img_4851

パンクばかりしていた人にとってはたまらない謳い文句のはず。

しかし、そんな都合のいい話は無いってことくらいホントはわかってるはず。

でも、自転車なんていつも成り行きで買ってるという人なら

コロッとダマされ飛びつくでしょう。

しかし、買ってから調子がいいのは最初の数ケ月だけ。

そのあとはペダルを漕ぐのが重いだけのポンコツと化します。

タイヤもチューブも耐パンク構造にするため、

肉厚としているため重量が増しているからというのも理由のひとつですが、

もっと重要なことがあります。

単純に空気圧不足だからです。

そもそもパンクを繰り返す人は空気圧なんて気にしていません。

だから修理しても修理してもパンクします。

修理後は安心してしまい、やっぱり空気を入れずに乗っているという・・・

たまたま売ってたパンクに強い自転車を買ってみる。

パンクに強いから空気圧は気にしない。

そしてチューブが傷つきパンクする。

そしてチューブ交換という髙い代償を払う。

さらにこれを繰り返し、怒りMAX。

パンクに強いはずなのに・・・

では、なぜチューブが傷つくのか?

それは耐パンク構造にするためタイヤを厚く硬くしてあるからです。

空気圧が低下するとタイヤと車輪との固定力が弱まり

発進時やブレーキ時にタイヤがズレて

バルブ付近にダメージを受けたり、

タイヤ内部に擦られて無数に傷が付いたりします。

タイヤにしなやかさがあればある程度のズレ防止にもなりますが

耐パンクタイヤのような硬いタイヤの場合はすぐにズレてしまいます。

Img_2510

タイヤとともにズレて引っ張られたチューブは

片方(右側)は薄く伸ばされます。

Img_3386

薄く伸ばされたチューブは空気を充填すると

ポパイの上腕のような膨らみ方をします。

Img_4853

反対側は行き場がないためこんな感じでチューブが寄って団子状になってしまいます。

この団子状の部分で段差に乗りあげたりすると圧迫によるパンクが発生します。

この場合は切れたような裂傷が入るため必ずチューブ交換が必要になります。

Img_2513

引っ張られすぎてバルブがもげてしまった例です。

こうなってしまったらもちろんチューブ交換です。

Img_4852

そしてチューブがタイヤ内壁に擦れて傷つき発生する揉まれパンク。

しま模様に見える部分はすべて擦れ傷です。

Img_3153

タイヤ内部の黒い粉末状のものは、揉まれて削れたチューブのカスです。

揉まれパンクは耐パンクタイヤでなくとも発生しますが原因はやはり空気圧不足です。

耐パンクタイヤをパンクしないよう機能維持するためには

1ケ月に2回は空気を入れる必要があります。

しかも、タイヤがしっかり硬くなるまで空気をいれなければなりません。

これ、結構たいへんです。

空気圧を気にしない人にとっての空気入れ作業は苦痛でしかありません。

ということは、

パンクに強い自転車は空気を入れるのが面倒だという人向きではありません。

マメに空気を入れないと何のメリットもないということです。

あと、そもそも空気を入れなくてもいいという

「パンクしない自転車」

というのもありますが、構造上どうしても重量が増えてしまします。

これもやはりペダルを漕ぐのが重たくて辛いだけです。

結局のところ普通のタイヤで月に1回空気を入れて使うという

今まで通りのタイヤが、万人向けのようです。

もちろんちゃんと空気圧管理ができる人なら

パンクに強い自転車は是非おすすめします。

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