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2009年12月18日 (金)

自転車は専門店で購入しましょう その2

ご覧いただきありがとうございます。

スポーク日吉店です。

すっかりおなじみのBAAマーク、自転車協会HPの耐久試験の方法を見る限りJISより厳しくて良さそうです。

ただし、納車前にしっかり整備されていればの話。

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本日の修理車はチェーンカバー取付金具の脱落とボトムブラケットのガタつきです。

ボトムブラケットというのは上の写真の赤い点線の部分で外からは見えません。

左右のペダルをつなぐとても重要な部品です。

購入されたのは今年の春頃なので、ガタが出るには早すぎます。

ほぼ新車なのにこんな自転車の多いこと・・・

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ちょっとわかりにくいですがチェーンカバー取付金具の固定リングが脱落しています。

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分解するとこのようになっています。

銀色の丸い大きなリングで三角形の金具を固定するしくみになっています。

このネジは走行中に自然にゆるむことは無いので、メーカーと販売店が締め忘れたと考えられます。

また、ご使用方法が悪くてもここのネジが外れることは絶対にありません。

ペダルをこぐとカラカラとてもうるさいです。

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右側のハンガーワン(ベアリング受け)が緩いかもしれないので念のためチェックします。

締め込んだ時にベアリングを傷めないようにまずは左側を緩めておきます。

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こっちが右側で、この爪の付いた専用ツールで締め込んでみると・・・・

恐ろしいことに180度近く回りました。

締めるどころか取り付けてあるだけでした。

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ベアリングの調整は専用ツールで左側から行います。

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ちょうど良いところが見つかるまで数回調整します。

調整が終わったら外側のロックリングで固定します。

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最後にチェーンカバー取付金具のリングを締め込みます。

ちなみにここは逆ネジなので左回しで締まります。

あとはクランクやチェーンなどを組み付けて作業完了。

とても乗りやすく快適になりました。

ガタつきがあるということはそこに隙間ができ、水が浸入します 。

結果サビます。

ベアリングがサビるととても厄介で、症状によっては数千円かけての交換が必要になります。

症状が軽いうちならいいのですが、中にはガタつきが多すぎてチェーンが外れてしまうなんてひどいケースもあります。

BAAマーク付きの自転車は駆動部の動的試験もありますが、この部分のガタつきは対象としていません。

BAAマーク付きの同じメーカー同じ車種でも販売店によって品質は異なります。

電化製品ならA店で買ってもB店で買っても品質は同じです。

それはメーカーが品質管理を行っており販売店が組み立てや調整を行わないからです。

テレビやデジカメを買う時に店員さんが箱から出して商品を組み立ててるところなんて見たことないですよね?

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すべてのメーカーではありませんが当店へはこんな感じで入荷します。

ここから品質を左右する組み立て調整をしますのでお店によって味付けが違うのは当然です。

もちろん組み立て説明書なんてものはありません。

すべて基礎知識(JIS)と経験だけです。

当店でご購入いただいた自転車はずっと無料点検を受けられます。

点検は無料ですが調整は有料なんてセコいことは言いません。

部品交換などの修理は有料ですが簡単な調整はぜ~んぶ無料です。

たとえばギヤの調整、ブレーキ調整、サドルの高さ調整や空気充填など・・・

仮に有料修理の場合でも、自転車ご購入時に発行のメンバーズをご提示いただくと部品代が10%引きになります。

自転車専門店で購入すると余計な出費を抑えられますよ。

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